ぴょんやん、パン工場で働く(全5ページ)
「素晴らしい設備だ。アンパン、メロンパン、
これ程の種類のパンが瞬時にして生産されるとは。
いやあ、視察に来た甲斐があった」
「人民たちにとって、君たちは希望の星となるだろう。
よくよく業務に励むように」

「てんめえ新入りのクセにサボッてんじゃねえぞ!」
「シャイニー!」
「またウロチョロしやがってコノヤロウ」
「パアアアアアアン!」
刑務所から出てきたぴょんやんは、莫大な賠償金を
支払うため、パン工場で働くこととなりました。

支払い金額は5000億円。時給が800円です。
初給料で4万円返しました。
人間に不可能はありません。ガンバレぴょんやん!

終業のサイレンが工区に響きます。
今日も一生懸命パンをつくりました。
「うふふふ。たくさんパン持ってきたぞ。
うれしいな。うれしいな」
ぴょんやんは疲れた足を引きずり、寮に戻っていきます。
「けど明日もイジメられるのかな・・・やだなやだな」